糖尿病の治療
糖尿病(外来インスリン治療)・高血圧・脂質異常症・高尿酸血症などの生活習慣病、バセドウ病・橋本病などの甲状腺疾患、糖尿病・脂質異常症をはじめとする生活習慣病、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)・橋本病(甲状腺機能低下症)などの甲状腺機能異常症の診察・治療を行うのが糖尿病内科です。
糖尿病を発症している方だけでなく、健康診断などで糖尿病や生活習慣病の疑いを指摘された方、糖尿病によく見られる症状などに心当たりがあるという方もお気軽にご相談ください。
このような症状はご相談ください
- 「血糖値の異常」を指摘された
- 急な体重の増加・減少
- いくら食べても満腹感がない
- 甘いものが急にほしくなる
- たくさん食べるのに痩せる
- 酷い喉の渇き
- 頻尿多尿
- 尿の臭い
- 残尿感
- 下腹部のかゆみ
- 手足のしびれ
- 足のむくみ
- やけどや怪我の痛みを感じない
糖尿病内科で扱う糖尿病の種類
1.1 Ⅰ型糖尿病
インスリンを産生する膵臓のランゲルハンス島β細胞が主に自己免疫によって破壊されることで、インスリンが分泌されなくなる状態が1型糖尿病です。
10歳未満の小児や若年層に患者が多いことから、以前は「若年型糖尿病」と呼ばれていました。ただ成人・でも発症することが判明し、現在の疾患名となりました。日本での年間発症率は、10万人あたり1~2名ほどと言われていますが、検査・診断の進歩で高齢者でも発症することがわかってきました。
治療はインスリンによる注射療法が主体となります。当院にはインスリン注射療法に習熟した医師を沢山揃えております。
1.2 Ⅱ型糖尿病
糖尿病患者全体の9割以上を占め、成人で発症する場合のほとんどがこの2型糖尿病です。
遺伝的要因のほか、日頃の不摂生な生活習慣(食べ過ぎ、運動不足)、ストレスなどの原因でインスリンの分泌が不足あるいは低下するなどして発症すると考えられています。
初期症状はほとんどみられませんが、そのまま放置すると徐々に全身の血管や神経が障害され、様々な合併症を引き起こします。
1.3 二次性糖尿病
遺伝子異常や特殊な病気(甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患や膵疾患、ウイルス感染など)、あるいは薬剤・化学物質の影響などが原因で起こる糖尿病を言います。
1.4 妊娠糖尿病
完全なる糖尿病ではありませんが、妊娠時はインスリンの働きを弱めるホルモンが胎盤から多量に分泌されるようになります。そのため、高血糖状態に陥りやすく、糖代謝異常の状態になります。この状態が妊娠糖尿病です。
尚、糖尿病の方が妊娠された場合には、「糖尿病合併妊娠」と呼びます。
糖尿病診断基準
- (1) 空腹時血糖値 126mg/dL以上
- (2) 随時血糖値 200mg/dL以上
- (3) 経口糖負荷試験 2時間値 200mg/dL以上
- (4) HbA1c(NGSP:国際標準値)6.5%以上
初回の検査で上記いずれを認めた場合、糖尿病型と判定
別の日の検査⑴〜⑶で再び糖尿病型が確認された場合は糖尿病の診断
初回でも⑴〜⑶のいずれかと⑷が確認されれば、糖尿病の診断
初回でも⑴〜⑶のいずれかと典型症状(口渇・多飲・多尿・体重減少)あるいは確実な糖尿病網膜症の診断があれば糖尿病の診断
※HbA1cとは
血糖値が高くなると、ブドウ糖が赤血球中のヘモグロビン(Hb)と結合します。これがHbA1cと呼ばれるもので、血糖値が高ければ高いほど、この値も高くなります。ヘモグロビンの寿命が約4ヵ月であるため、HbA1cは過去1~2ヵ月における血糖の平均的な状態を示すと考えられています。HbA1c値は糖尿病治療において最も大切な管理指標となっており、合併症の進行との関連性も深く、7.0%未満(国際標準値)が一応のコントロールの目安となります。
