循環器の治療
循環器内科では、血液循環に関する臓器、主に動脈、静脈、心臓などに起きる疾患の診察・検査・治療・アフターフォローを中心に行います。狭心症、心筋梗塞、心不全、不整脈 や動脈硬化、動脈瘤 などが多いのですが、それらのほとんどは、生活習慣から生まれるものが多いため、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の診断・治療はもちろん、生活の指導や改善の指導もいたします。
このような症状はご相談ください
- 血圧が高い
- 胸が締め付けられるような感じがある
- 運動をした時、動いた時などに息がつらくなる
- 息切れ、動悸、心拍が早い
- めまい、立ちくらみをすることがある
検査
心疾患、血管疾患の疑いで検査が必要と医師が判断した場合は、以下の検査を行います。
- 胸部X線検査
- 心電図検査
- エコー(超音波)検査
- 24時間ホルター心電図
循環器内科で扱う代表的な疾患
1.1 高血圧症
高血圧症とは、血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態のことを指します。高血圧自体の自覚症状は何もないことが多いですが、虚血性心疾患、脳卒中、腎不全などの発症原因となるので臨床的には重大な状態と考えます。
生活習慣病のひとつとされ、厚生労働省でも男女共に最も通院者率が高い疾患として公表しており、日本高血圧学会によると、日本には4000万人の高血圧の人がいると推定されています。
肥満、脂質異常症、糖尿病との合併は死の四重奏、syndrome X、インスリン抵抗性症候群などと呼ばれており、これらは現在メタボリックシンドロームと呼ばれます。
1.2 不整脈
不整脈とは心拍数やリズムが一定でない状態の事をいい、ご自身で心拍や脈拍が整っていると思っていても、心電図異常がある場合は臨床的には不整脈が疑われることがあります。
放置しておいて良い不整脈と、放置しておくと突然命を落としかねない不整脈がありますので、脈が飛ぶ、脈が速い・遅い、動悸や息切れを感じる、めまい・立ちくらみをすることがありましたら受診して下さい。
1.3 動脈硬化症
動脈硬化症とは、文字の通り動脈の硬化により引き起こされる様々な病態の総称です。
心臓から全身に血液を送り込む役割を担う動脈の内壁が肥厚し硬化した状態を指して動脈硬化と呼びます。本症はこの動脈硬化が原因で身体にさまざまな症状が現れることをいいます。
血管年齢測定、頸動脈エコーで動脈硬化の程度を確認します。
1.4 脂質異常症(高脂血症)
脂質異常症は、血液中に含まれる脂質が過剰、もしくは不足している状態を指します。2007年7月より高脂血症から脂質異常症に改名されました。
1.5 狭心症
狭心症とは虚血性心疾患の1つであり、心筋へと酸素を供給している冠状動脈に何らかの異常が発生した結果、一過性に心筋の虚血が起こり胸痛や胸部圧迫感などが現れることをいいます。
なお、完全に冠動脈が閉塞または著しい狭窄が起こり、心筋が壊死してしまった場合のことを心筋梗塞と呼びます。狭心症を放置した場合に、心筋梗塞に発展する場合もあります。
1.6 心筋梗塞
心筋梗塞は虚血性心疾患の一つであり、心臓の筋肉細胞に酸素や栄養を供給している冠動脈に閉塞や狭窄などが起きて血液の流量が下がり、心筋が虚血状態になり壊死してしまった状態をいいます。
通常は急性に起こる急性心筋梗塞のことを指し、心臓麻痺・心臓発作とも呼ばれます。
